抵抗ラインに対して、ペア確定~ブレイクを売買サイン通知

抵抗ラインを抜けただけでエントリーするのは騙しが多いことは、トレーダーなら誰しも経験していると思います。ラインを抜けて、ペアブレイクすればエントリーというのがロウソク足トレードの基本ルールですが、その場合の利確率の高さは既にご存知かと思います。
抵抗ラインに対して、上抜け、下抜けてからペア確定(通知)、その後、ペアブレイクしてアラート通知するインジケーターが完成しましたので、ご案内します。

エントリー対象の確定ペア

目次

使用インジケーター LineCopy_v1.0

1時間足チャートで水平ライン、トレンドラインを引くと、右の5分足に同じラインが反映されます
1時間や4時間の抵抗ラインを5分足など分足に表示します。
色もコピーされるので、レジはBlue、サポはRedが下位足に自動反映されます。
パラメーター設定は特に必要ありません。
表示したい同通貨、時間足にインジケーターを選択するだけです。

左に1時間足チャート、右に5分足チャートを並べています。

ラインを引くルール

水平ライン レジ(Blue)、サポ(Red)
トレンドライン レジ(Blue)、サポ(Red)

このように色分けします。色は必ずBlue、Redにします。
※1時間足でラインの色や位置を変えると、5分足でも同期され同じ動きが反映されます。

下図のように、縦軸も反映されます。
縦軸はラインを引いた時間を目安にするので、色は何でもかまいません。

使用するインジケーター ラインブレイクで売買サイン BreakSign_v2.4


青ラインを抜けて、陽陰ペアが確定した時点でアラート通知が出ます。
赤ラインを抜けて、陰陽
ペアが確定した時点でアラート通知が出ます。

青ラインを抜けて、陽陰ブレイクすれば、買いサインが出ます。(アラートメール通知)
赤ラインを抜けて、陰陽ブレイクすれば、売りサインが出ます。(アラートメール通知)

買いライン
乖離(a)0.0の場合、ラインより下で陽陰ペアが出来てもサイン対象にはなりません。
乖離(b)15.0の場合、ラインより上で、15pps以内に陽陰ペアが確定し、高値ブレイクで買いサインが出ます。

売りライン
乖離(a)0.0の場合、ラインより上で陰陽ペアが出来てもサイン対象にはなりません。
乖離(b)15.0の場合、ラインより下で、15pps以内に陰陽ペアが確定し、安値ブレイクで売りサインが出ます。

ラインを引く基準
レジスタンスは右下がり(高値掴み回避)、サポートは右上がり(安値掴み回避)

シンプルな基準でラインを引くのがポイントです。
①買いを対象にするライン=zigzagの山と山(斜線のトレンドライン)色はBlue、右下がりのラインに絞る
②売りを対象にするライン=zigzagの谷と谷(斜線のトレンドライン)色はRed、右上がりのラインに絞る
③もみ合いの上値と下値(水平ライン)上値はBlue、下値はRed

時間足の抵抗ラインから売買サインまでの流れ

上位時間足で抵抗ラインを引く
 → 抵抗ライン(高値・安値など)を基準に、シンプルに、ラインは多すぎないように。

レジ(陽陰と陽陰)は右下がりのライン、もみ合いは上値に水平ライン、色は必ずBlue
 →1時間と15分、時間と5分の組み合わせ。4時間と1時間、1時間と30分、4時間と15分の組み合わせ。

サポ(陰陽と陰陽)は右上がりのライン、もみ合いは下値に水平ライン、色は必ずRed
 →1時間と15分、時間と5分の組み合わせ。4時間と1時間、1時間と30分、4時間と15分の組み合わせ。

分足チャートにラインを自動反映
 → 実際のエントリーポイントを探るため、短期足に上位の時間足の抵抗ラインを表示。

ローソク足の“ペア確定”でアラート通知
 → 陽線→陰線、または陰線→陽線の組み合わせが確定した時点でアラート。
  この時点でペアに対して、指値設定も有効です。

抵抗ラインの“ブレイク”で売買シグナルをアラート&メール通知
 → ラインを明確に抜けた場合に、売買チャンスとしてリアルタイム通知。
  売買サインは本エントリー対象です。

もみ合いは、「横並び」と「三角持ち合い」が対象です。

横並びのもみ合い

三角持ち合い → ブレイク(下落) → 反発(上昇)

2時間足のレジサポと15分足のサポートブレイクです。

時間足(抵抗ライン)と分足の合致が基本条件になっているので、
上位足の水平ラインのレジサポは、ヒゲなしの実体でOKです。

反発ポイントが2点以上あるラインがお勧めです

抵抗ラインの起点とは

レジの起点はzigzagの「山」、もしくは「陽線と陰線の確定ペア」
サポの起点はzigzagの「谷」、もしくは「陰線と陽線の確定ペア」

zigzagの山=陽線と陰線の確定です。
zigzagの谷=陰線と陽線の確定です。


買い対象のレジは、山(陽陰)を起点として、起点より低い(30pips以上)陽陰を結びます。
売り対象のレジは、谷(陰陽)を起点として、起点より高い(30pips以上)陰陽を結びます。
※zigzagの終点はリペイントの可能性があるので、ロウソク足のペアを対象にします。

売りラインは右上がり(Red)
買いラインは右下がり(Blue)


GOLD1時間足
買いの起点、売りの起点を確認してください。
極めてシンプルな短期トレンドラインです。

ラインを抜けてからペアブレイクで入るメリット

ラインの抵抗が強ければ強いほど、大口のストップ狩りが確実に仕掛けられいる!と強く意識することが重要です。
ラインを抜けただけでエントリー、ラインを抜ける前のフライングエントリーの騙しがそれに該当します。
それらを目視判断ではなく、インジケーターで「ライン抜け後のペア確定~ブレイク通知」を任せることができるようになりました。
引いたラインはリペイントの心配もなく、確かな検証ができます。
単に騙しを回避することだけでなく、抵抗ラインが対象なので、大きなブレイクに乗るチャンスが極めて多いということにつながっています。

海外のプロトレーダーも活用しているトレードルールです

ロウソク足ペアブレイクトレードを実践して20年を超えますが、「どのペアを対象にするか?」「どのペアをエントリー基準、ストップ基準にするか?」きっちりルール化することがプロと一般の個人投資家との違いです。
一般個人投資家の多くはニュースやSNS情報に煽られて「飛び乗り」、「急落によるパニック売り」これらが、1年以内に退場してしまう90%を超える要因になっています。
飛び乗りとは高値掴み、安値掴みのことです。明確なストップルールがなければ相当なストレスを抱えた塩漬けにつながります。
上位足で上昇トレンド確認、下位足では下げてから押しを狙うのが基本です。そのための、買い対象は右下がりのライン(下降後の転換ライン)に絞ります。売りの場合は右上がりのライン(上昇後の転換ライン)に絞ります。
上昇中に買うのではなく、押し目買い(下降中なら戻り売り)に徹することを絶対条件にすることを強くお勧めします。
大きなブレイク前のレンジを強く意識するのは海外プロトレーダーも同様です。
横並びのもみ合いからのレンジブレイク狙いは、統計重視の欧米勢もチャンスと捉えている投資家が多いです。

口座数が世界一にも関わらず、海外トレーダーより成績が悪い理由

日本人は「負けを認めたくない」、「損切が遅れる」傾向がとても強いことが上げられます。
欧米トレーダーは「損切りは当たり前」「ルールを守るのがプロ」という意識が浸透しています。

比較項目日本の傾向欧米の傾向
SNS情報影響されやすい参考にはするがルール重視
エントリー飛び乗り多め押し目・戻り中心
判断基準感情・人の意見自分の「セットアップ」
トレード時間常にポジションを持ちたがる待つのもトレード
結果コツコツドカンが多いリスクリワード型の勝ち方

このような国内の個人投資家が圧倒的に多いという現実があります。
リスクリワードは、1:2、1:3が理想的ですが、逆ペアブレイクなど、状況によっては、1:1未満でも手仕舞いすることをルール化することで、粘らない、チャンスはいくらでもある。という切り替えが重要と考えます。

FXトレードの裁量力が格段に上がります

シンプル(誰でも引けるような)な抵抗ラインを引く習慣は多くのトレーダーが持っていますが、そのラインをどう生かすか?ここから大きな差が出てきます。
時間足なら数本だけのラインです。この時に注意するのが、買い対象は右下がり、売り対象は右上がり、です。
時間足でラインを引き、分足で時間足ラインを見ます。色分けされているので、抜けてからのペアブレイクを待つだけです。

分足では、常にもみ合いは多発しています。同じような高さの山が二つ、又は谷が二つ。それに対して、上値にBlueライン、下値にRedラインを引く習慣さえ付ければ、レンジブレイクで利益を得る機会は格段に増えます。

強い抵抗ラインの攻略法

2点、3点、反発されているポイントは、上抜ければトレンド転換、再度戻される可能性もあります。
その場合、特に強い抵抗ラインには、同じ位置に青、赤ラインを引くこともお勧めです。

同じ斜線に赤と青ラインを引くことで、青ラインを抜けて陽陰ブレイクすれば買いサイン、赤ラインの下で陰陽ブレイクすれば売りサインが出る仕様です。

単にトレンドラインを引くインジケーターは存在しますが、色分けすることで、ペアブレイク売買サインと連動させたインジケーターは初めてです。

スキャルピングの応用

ラインを引いた基準足でも、ラインを抜けてペアブレイクすればサインが出ます。
下図のように、5分足と1分足の組み合わせでも、スキャルとして十分実用可能です。

5分足

1分足

FXに限らず、株式、暗号通貨、全て相場で抵抗ラインは重要なテクニカルです。
更に、デイトレなど短期トレードにおいては、最も重要な指標と言っても過言ではありません。

項目解説
🎯 重要度極めて高い(最も意識されるテクニカル)
🎯 有効場面エントリー・利確・損切り・エントリー回避すべて
🎯 特徴誰もが意識 → その場で反応しやすい
🎯 注意点ダマシもあるので「ライン+ペアブレイク」が重要
ラインの種類説明短期での有効性
前日の高値・安値多くのトレーダーが注目★★★★★
東京・ロンドン・NYの初動レンジ上下セッション切り替えで意識されやすい★★★★☆
水平・トレンドライン(過去反発点)最もシンプル&強力★★★★★
ラウンドナンバー(例:150.00円)意識されやすい節目★★★★☆
フィボナッチ(38.2%、61.8%)押し目狙いに有効★★★☆☆

※現在は夏時間のため、東京9時オープン、ロンドン午後4時~、NY午後9時~)

上記の影響されやすいポイントでラインを引くことも、チャンスを広げることに直結します。
ぜひ、安定した利益拡大のため、ご活用ください。

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