押し目買い・戻り売り鉄板トレードルール

上昇中に買った途端に下がる、下降中に売った途端に上がる。
これを極力減らすことは有利ポジション取りをする上で必須です。単に下げた所で買う、上げた所で売る、というのは逆張りに近い時もありますが、どこまで戻したら買うのか(売るのか)、戻した時にどうなれば最終的なトリガーを引くのか。明確なルールが必要です。

プロトレーダーの定番ルールの一つですが、
個人投資家がうまくいかない原因と解決策をご提案します。

目次

1. 心理的ミス:感情が判断を狂わせる

  • 「落ちるナイフ」を掴んでしまう 上昇トレンドの一時的な押し目だと思い込み、勢いよく急落している最中に買ってしまうミスです。トレンドが完全に崩れているのに「安くなった」という感覚だけで入ると、そのまま底なし沼に沈むことになります。
  • 「早すぎるエントリー」と「遅すぎるエントリー」
    • 早すぎ: 反転の兆しがないのに「ここが底だろう」という希望的観測で入る。
    • 遅すぎ: 怖くて様子見をしているうちに反発が始まり、かなり上がったところで焦って飛びつき、結局「高値掴み」になる。
  • サンクコストにとらわれたナンピン 押し目買いをした後にさらに下がった際、自分の非を認められず「もっと安くなったから買い増しだ」と根拠のないナンピンを繰り返し、損失を拡大させます。

2. 技術的ミス:環境認識の甘さ

  • トレンドの終わりでエントリーしている 押し目買い・戻り売りが機能するのは「強いトレンド」がある時だけです。トレンドの末期(5波目など)で入ると、それは押し目ではなく「トレンド転換の始まり」であることが多く、そのまま逆方向へ持っていかれます。
  • 上位足(大きな流れ)を無視している 短期チャート(例:5分足)で押し目に見えても、日足や週足で見ると「単なる暴落の真っ最中」であることがあります。大きな流れに逆らう形での押し目買いは、非常に成功率が低くなります。
  • 「だまし」に対する備えがない サポートライン(支持線)にタッチして反発したように見せて、再度下落する「だまし」は頻繁に起こります。一度のタッチで全力投入し、損切りを設定していないと一気に資金を失います。

1. 損失に対する「解釈」の違い

  • 個人投資家: 損失を「自分の判断ミス」や「否定」と受け取り、精神的にダメージを受けます。そのため、損切りを先延ばしにするか、逆に恐怖で次のチャンスを逃します。
  • プロトレーダー: 損失を「事業を運営するための必要経費(コスト)」と割り切っています。あらかじめ決めた損切り位置に価格が来たら、機械的に処理します。損失は単なる統計データの一部に過ぎない、という思考です。

2. 「確信」の置き場所の違い

  • 個人投資家: 「今回のトレードが当たるかどうか」という目の前の一回に確信を持とうとします。そのため、外れた時にパニックになります。
  • プロトレーダー: 「自分の手法を100回繰り返せば、トータルで利益が出る」という優位性(期待値)に確信を持っています。一回ごとの結果には執着せず、淡々と試行回数(優位性が高いと決めたルール)を稼ぐことに集中します。また、プロのポジション取りはゾーン買いで、1点買いではないことも大きな違いです。個人の場合でも、ロットを分割しブロックのゾーン内で複数のポジション取りをすることも優位性を高めます。単に逆行してナンピンをする、という意味ではないので注意してください。

3. 「規律」の違い

  • 個人投資家: 「もっと稼ぎたい」「損を取り戻したい」という欲求が行動のトリガーになります。ルールを破るのは、感情が知性を上回るからです。
  • プロトレーダー: 「リスクを管理すること」が最大の仕事だと理解しています。ルールを破ることは、破産に直結する「職務放棄」であると考えます。プロにとっての「良いトレード」とは、勝ったトレードではなく「ルール通りにできたトレード」を指します。

最も基本的な解決法は、MAとオーダーブロックです。

200MA(200日移動平均線)とオーダーブロック(Order Block: OB)を組み合わせた手法は、「大局のトレンド」と「機関投資家の足跡」を掛け合わせた非常に合理的な戦略であり、個人投資家も取り組みやすい組み合わせの一つです。

オーダーブロックは固定ではなく、自動更新されます。また時間足によってブロックの位置は異なります。

プロトレーダーが使う「OBレンジ内」の戦術

単にオーダーブロック(OB)の端から端まで狙うのではなく、プロは以下の要素を重視します。

  • プレミアム(高値圏)とディスカウント(安値圏): レンジのちょうど真ん中(50%ライン)を基準にします。
    • 50%より上:プレミアム(売りを検討するエリア)
    • 50%より下:ディスカウント(買いを検討するエリア) 中央付近では手を出さず、徹底的に「端」にあるオーダーブロックに引き付けてから動きます。
  • 騙し回避: レンジの端にあるOBにタッチする際、一瞬だけOBを突き抜けて「個人投資家の損切り」を巻き込んでから反転することが多いです。プロはこの「だまし」を確認してからエントリーします。

現時点で鉄板デイトレと言える「押し、戻り」に特化したトレード

1分足、5分足、15分足をエントリー足を前提にした場合、どのロウソク足ペアブレイクの優位性が高いか。ここに焦点を絞ります。ボラの関係上、GOLD以外は1分足トレードに不向きなので5分足以上を想定してください。

エントリー条件
15分ロウソク足 買い 陽陰ブレイク、売り 陰陽ブレイク(チャート足は15分以下を想定)
転換ライン(斜線)ブレイクサイン(GOLD-LINE1000使用)
水平ラインブレイクサイン(GOLD15_v5.2使用)
オーダーブロック表示(UpDownBlock_Lite_v4使用)

ストップ条件
買いに対して、赤の点線ライン(GOLD15_v5.2による)
売りに対して、青の点線ライン(GOLD15_v5.2による)

利益設定
買いに対して、オーダーブロックまで
200MAまで
直近zigzag山、谷まで

プロの多くは、ターゲット到達で半分を決済し、残りの半分は「損切りラインをエントリー価格(建値)」に移動させて、利益を伸ばします。これなら、もし戻ってきても損失はゼロ、伸びればリスクリワード1:2以上の利益を狙います。

オーダーブロックや転換ラインツールは、GOLD1分足トレード用にお勧めしていましたが、ボラが小さい一般の通貨ペアに改修することでドル円やポンド円、ドルストレートにも活用可能です。

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